低血圧の原因を知り、症状を改善する治療法

 

血圧の働き

私たちのからだのなかには血管が網の目のように走っており、全身の隅々まで血液を送り届けています。狭い血管のなかに血液を流し、全身の組織へと送り届けるためには、圧力をかける必要があります。 血圧とは、血液が血管内を流れるとき、血管の壁を押し広げようとする力をいいます。 ふつう、"血圧"といった場合には、動脈の血圧を表し、血圧測定では、その圧力により持ち上げられる水銀柱の高さ「mmHg」を単位として用います。 動脈の血圧は、心臓の拍動をエネルギー源としているため、心臓の収縮、拡張にともない上下します。運動直後など心臓がドキドキとしているときは、平常のときよりも血圧は高くなります。 心臓が収縮するときの血圧を収縮期血圧(最高血圧)といい、拡張するときを拡張期血圧(最低血圧)といいます。また収縮期と拡張期の血圧の差を脈圧といいます。 また、血圧はからだの部位によって数値が異なります。心臓(左心室)→胸部大動脈→腹部大動脈と末梢へ進むに従い、最高血圧は上がり、脈圧は大きくなります。これは末梢の細動脈では圧力の波が反射して重なるためです。さらに末梢に進むと、細動脈は直径が小さいため、血管の抵抗が大きくなり、血圧は急低下します。毛細血管の血圧は17mmHg程度です。 このように血圧はからだの部位によって数値が異なるため、血圧を測定するときは常に決まった部位で測る必要があります。

 

 

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